第20巻4362番歌はこちらにまとめました。
第20巻 4362番歌
巻 | 第20巻 |
歌番号 | 4362番歌 |
作者 | 大伴家持 |
題詞 | (天平勝寳七歳乙未二月相替遣筑紫諸國防人等歌)(陳私拙懐一首<[并短歌]>) |
原文 | 海原乃 由多氣伎見都々 安之我知流 奈尓波尓等之波 倍<奴>倍久於毛保由 |
訓読 | 海原のゆたけき見つつ葦が散る難波に年は経ぬべく思ほゆ |
かな | うなはらの ゆたけきみつつ あしがちる なにはにとしは へぬべくおもほゆ |
英語(ローマ字) | UNAHARANO YUTAKEKIMITSUTSU ASHIGACHIRU NANIHANITOSHIHA HENUBEKUOMOHOYU |
訳 | ゆたかな海原を眺めながら、蘆の広まる難波で年を経たいものだ。 |
左注 | 右二月十三日兵部少輔大伴宿祢家持 |
校異 | 努 奴 [元] |
用語 | 天平勝宝7年2月13日、年紀、作者:大伴家持、土地讃美、難波、地名、大阪、植物、大君讃美、寿歌 |